100Gだけで設定を判断するのは無理があります。180台の実測データが、それを証明しています。

朝イチ100Gで当たらない。それだけで「この台、高設定じゃないな」と判断していませんか。

結論から言うと、100Gだけで設定を判断するのは無理があります。「そりゃそうだろう」と思うかもしれませんが、実際に朝イチのお客様の動きを見ていると、100Gどころか1,000円で光らなかっただけで台移動を繰り返している方も少なくありません。

今回検証したいのは「100Gで設定を見抜けるか」ではなく、設定ごとに朝イチの初当たりに実際どれだけ差が出るのかです。ここを実データで見ていきます。

実際のホールで判断をさらに難しくするのが、設定1でも設定6でもない「中間設定」の存在です。

そこで今回は、マイジャグラー5とネオアイムジャグラー、設定1・3・6、合計180台の朝イチ初当たりデータを比較していきます。

この記事でわかること

検証ルール

対象機種はマイジャグラー5とネオアイムジャグラーです。

閉店後に私自身が、設定1・設定3・設定6を各30台ずつ検証しました。

合計180台の朝イチ1回転目〜初当たりまでのゲーム数を記録しています。

マイジャグラー5:設定1・3・6の初当たり検証結果

設定1・3・6、それぞれ30台の結果です。

※180台分の初当たりゲーム数は動画にて確認

設定 平均初当たり 100G以内の当選率 最大ハマり
設定1196G43%812G
設定3174G30%486G
設定6124G60%667G

平均だけを見ると、設定が上がるにつれて初当たりも軽くなっています。ただし100G以内の当選率を見ると印象が変わります。設定3は30%と、設定1の43%を下回りました。

「設定3だから設定1より初当たりが軽い」「設定6だから必ず早く当たる」——実際の短期データでは、そんな綺麗な順番にはならないということです。

最大ハマりを見ても、設定6で667Gまで伸びている一方、設定3の最大は486Gにとどまっています。

平均初当たりは設定1・3・6の順に軽くなったものの、100G以内だけを切り取ると設定3が設定1を下回る。少ない試行では、設定差がそのまま結果に表れるとは限りません。

ネオアイムジャグラー:設定1・3・6の初当たり検証結果

設定1・3・6、それぞれ30台の結果です。

※180台分の初当たりゲーム数は動画にて確認

設定 平均初当たり 100G以内の当選率 最大ハマり
設定1152G40%713G
設定3169G約37%484G
設定6158G43%484G

マイジャグラー5とは違い、今回は設定1が最も初当たりが軽いという結果になりました。100G以内の当選率も設定1が40%、設定3が約37%、設定6が43%と、僅かながら設定順にはなっていません。

最大ハマりは設定1が713Gと最も長く、設定3・設定6はいずれも484Gでした。

平均初当たりでも100G以内の当選率でも設定順にならず、むしろ朝イチの初当たりだけを見れば設定1が設定3や設定6より良く見える部分すらありました。少なくとも朝イチの初当たりだけを見て「早いから高設定」「遅いから低設定」と判断するのは、かなり難しいことがわかります。

180台の比較でわかったこと

ここまでの180台をまとめると、見えてきたことはシンプルです。

👉 結論
設定差がないのではありません。少ない試行回数では、その設定差が見えにくいということです。

つまり、複数台をまとめた時に見える傾向と、目の前の1台の短期挙動は別物です。

では、朝イチの初当たりがこれだけブレるのであれば、何を基準に台を選べばいいのでしょうか。ここからは店長視点で、伝えたいことを2つお話しします。

朝イチで不安になったら見直すべき「根拠」

1つ目は、朝イチで不安になった時に見るべきなのは初当たりではなく、その台に座った根拠だということです。

100G程度で判断が揺らぐのであれば、そもそもなぜその台を選んだのか、一度考えてみてください。何かしら理由があってその台に座ったのであれば、100G当たらなかったというだけで自身の根拠が崩れることはありません。

逆に、100Gハマっただけですぐ不安になるのであれば、問題は初当たりが重かったことではなく、最初からその台に座る根拠が弱かった可能性があります。

朝イチは1日の中で最も情報が少ない時間帯です。自分の台もほとんど回っていない、周りの台も回っていない、その日ジャグラーが強いのか、どの機種に設定が使われているのかもまだわからない。だからこそ朝から打つのであれば、座ってから判断するのではなく、座る前にある程度の根拠を作っておく必要があります。

私が言う根拠とは、その日その台に設定が使われる理由のことです。大きく分けると3つあります。

  1. 履歴の根拠:過去の履歴やデータを見る
  2. 配分の根拠:どの機種・どの場所・どの並びに設定が使われやすいのかを見る
  3. ホール状況の根拠:そもそも今日その店でジャグラーに期待できるのかを見る

この3つを組み合わせながら、朝イチにどの台を狙うのかを考えていきます。

ただし、一番やってはいけないのは、朝からジャグラーを打ちたいからという理由で無理やり根拠を作ることです。「昨日へこんでいたから今日は上げるかもしれない」「なんとなく角台が強そう」——こうやって自分がその台を打つために後から理由を付け始めると、それは根拠ではなく願望になってしまいます。

朝は情報が少ないからこそ、座ってから打つ理由を探すのではなく、座る前の時点で打つ理由があるかを確認してください。

朝イチの根拠作りが苦手な方は、無理に朝から打たなくていいと私は思っています。昼以降であれば台のデータも増えますし、機種全体・ホール全体の状況も少しずつ見えてきます。そもそもジャグラーの設定判別には、ある程度の時間が必要だからです。

もう1つの判断材料:BIGとREGの比率

今回2機種の初当たりを設定ごとに60台分まとめると、以下のようになりました。

設定 BIG REG
設定139回21回
設定328回32回
設定627回33回

設定が上がるにつれて、初当たりに占めるREGの割合も高くなる結果になりました。もちろんこれは各台の最初のボーナスだけを集めた60回分のデータなので、この比率だけで設定を判断できるという話ではありません。自分が朝イチ最初に引いたボーナスがBIGだったのかREGだったのか、そこだけを見てもほとんど意味はありません。

ただし、見る範囲を自分の1台から機種全体に広げると話は変わってきます。ジャグラーは高設定ほどREG確率に設定差があるため、ある程度試行回数が増えてきた段階で、機種全体のREG確率が通常営業に比べて良くなっているかを見ることは、その日の平均設定が高いか低いかを考える1つの判断材料になります。

大事なのは試行回数です。朝イチは自分の台も周りの台もほとんど回っていませんが、時間が経てば周りの台も動き始め、機種全体の状況が少しずつ見えてきます。

朝は事前に作った根拠を優先し、情報が増えてきたら自分の台だけでなく機種全体のREG状況も含めて判断する。この2つの使い分けが、朝イチからその後の立ち回りにつながっていきます。

【参考】6号機ジャグラー共通REG確率表

BIG・REGの話が出たところで、参考として6号機ジャグラー共通のREG確率表も掲載しておきます。以下は今回の実測データではなく、各メーカー公式サイトが公表しているスペック値です。

設定 ファンキー ハッピー マイジャグ アイム ゴーゴー ガールズ Mr. ウルトラ
設定11/439.81/397.21/409.61/439.81/354.21/381.01/374.51/425.6
設定21/407.11/362.11/385.51/399.61/332.71/350.51/354.21/402.1
設定31/366.11/332.71/336.11/331.01/306.21/316.61/331.01/350.5
設定41/322.81/300.61/290.01/315.11/268.61/281.31/291.31/392.8
設定51/299.31/273.11/268.61/255.01/247.31/270.81/257.01/297.9
設定61/262.11/256.01/229.11/255.01/234.91/252.11/237.41/277.7

※各メーカー公式サイト公表値をもとに作成

こうして見ると、どの機種も設定が上がるほどREG確率が高くなる(数値が小さくなる)傾向がわかります。今回の60台分の実測比率も、この傾向と方向性は一致していました。

まとめ|動画では30台分の全データを公開中

今回はマイジャグラー5とネオアイムジャグラー、設定1・3・6、合計180台の朝イチ初当たりを比較しました。

結果として、平均初当たりも100G以内の当選率も、必ず設定順に綺麗になるわけではありませんでした。今回の検証から持ち帰ってほしいことは2つです。

この記事のまとめ

  1. 朝イチの初当たりだけで台を判断しないこと。朝は情報が少ないからこそ、重要なのは座る前の根拠です。
  2. 時間が経って情報が増えたら、自分の台だけでなく全体を見ること。特に機種全体のREG状況は、その日のジャグラーの設定状況を見る1つの判断材料になります。

私なら、朝イチ100Gハマっただけでは台移動しません。朝からジャグラーを打つ時はよほど強い根拠がある時なので、初当たりを引くまでは様子を見ます。そして時間が経ち、周りの状況や機種全体のデータが見えてきた段階で改めて判断し、根拠が崩れて周りの状況も弱いのであれば、そこで初めて見切りを考えます。

朝は根拠で選ぶ。情報が増えたら全体で判断する。この2つが、今回一番お伝えしたかったことです。

動画では、今回ご紹介した各設定30台分の個別初当たりデータをすべて公開しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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